能登半島地震から1年。未来の備えに活かす「デジタルアーカイブ」の公開を記念してイベントを開催。2024年元旦に発生した能登半島地震から1年。平地が少なく、豊かな自然に抱かれた能登半島は、その地形ゆえに地震からの復興は道半ばと言わざるを得ない。同年9月には記録的な豪雨が発生。続く災害に心を痛めるばかりだ。しかし、こうした困難な状況だからこそ、災害の実態を記録し、未来への備えとする「デジタルアーカイブ(DA)」の重要性がますます高まっているのだ。石川県と東京大学大学院情報学環が共同で構築を進める「能登半島地震アーカイブ(仮称)」が1月に公開の運びとなっている。この公開を記念し「災害デジタルアーカイブの最前線」と題したイベントが、1月15日(水)に石川県立図書館にて開催される。デジタルアーカイブとは、古い文書や写真、映像などを電子データに変換して長期的に保管するシステムのこと。災害の記憶や実態を保存することで、社会全体での共有が可能となり、次世代に継承することができる。イベントでは、専門家を招いて災害デジタルアーカイブの今後の発展と活用について議論するシンポジウムや、フォトグラメトリやVR・ARなどの最先端技術を利用した展示、市民が参加できるデジタルアーカイブ技術やリテラシーを学ぶワークショップなどが行われる。参加無料。ワークショップは事前に応募・登録が必要なので、気になる方は早めに申し込みを。期間/2025年1月15日(水)料金/無料詳細・備考/■お申し込みはこちらから■主な登壇者(50音順・敬称略)小松尚平(東京大学 特任研究員)清水雅楽乃(アステナホールディングス株式会社 常務執行役員)上甲鉄(読売新聞写真部 記者)鈴木聡(NHK メディアイノベーションセンター)素都明子(石川県 知事室戦略広報課 課長)羽生田文登(Code for Noto 代表)渡邉英徳(東京大学 教授)■主催東京大学大学院情報学環(渡邉英徳研究室、講談社・メディアドゥ新しい本寄付講座)株式会社QUICK場所/石川県立図書館(石川県金沢市小立野 2丁目43番1号)%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m14!1m8!1m3!1d25641.950101361177!2d136.68090900000004!3d36.548235!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x5ff8338771b659e3%253A0x9e0f65f7f4ab77a1!2z55-z5bed55yM56uL5Zuz5pu46aSo!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1736232586030!5m2!1sja!2sjp%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%20referrerpolicy%3D%22no-referrer-when-downgrade%22%3E%3C%2Fiframe%3E詳細はこちら/「災害デジタルアーカイブの最前線」のサイトへ