救出された資料が語りかける、能登の暮らしの記憶。能登の歴史と文化を未来へとつなぐ『のと里山里海ミュージアム』にて、2025年12月13日(土)〜2026年5月11日(月)の期間、令和7年度企画展「時代の記録 -眠れるモノたちのささやき- vol.4」の展示が開催されている。シリーズ第4弾となる本展は、未曾有の災害を乗り越え、救い出された資料を通して地域の歩みを再認識できる貴重な機会となっている。本展の軸となるのは、令和6年能登半島地震および同年9月の豪雨により被災した家屋などから救出された「文化財レスキュー」の品々だ。発災から約2年、復旧が進む中で回収された資料は、まさに地域に眠っていた「タイムカプセル」そのもの。会場では、かつての街角を彩った昭和のホーロー看板や、元国鉄職員の歩んだ一生を辿る当時の記録、さらには中島地区で集められた製塩土器など、多岐にわたる品々が展示されている。展示の魅力は、単なる歴史資料の羅列にとどまらず、人々の営みが肌で感じられる点にある。世代によって見え方が異なるのも興味深く、ある人にとっては郷愁を誘う懐かしさであり、またある人にとっては未知の文化に触れる新鮮な発見となる。展示された一つひとつのモノが放つ静かなささやきに耳を傾けることで、当たり前だった日常の尊さが浮かび上がってくる。また、同ミュージアムでは、毎週土・日曜日および祝日に、学芸員による「里山里海ギャラリートーク」が開催されている。事前申し込み不要で気軽に参加でき、質問をすれば展示にまつわるエピソードやレスキュー活動の裏側を直接ひも解いてもらえる貴重な機会となっているのでおすすめだ。長期間にわたって開催される本展。季節の移ろいとともに、能登の誇りや文化を再発見しに、何度も足を運んでみてはいかがだろう。■ Information令和7年度企画展「時代の記録 -眠れるモノたちのささやき- vol.4」期間/2025年12月13日(土) 〜 2026年5月11日(月)会場/のと里山里海ミュージアム 企画展示室住所/石川県七尾市国分町イ部1番地(能登歴史公園内)時間/9:00 ~17:00TEL/0767-57-5100観覧料/無料休館日/ 毎週火曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12/29〜1/3)公式サイトはこちら☆イベント情報/ 「里山里海ギャラリートーク」 毎週土・日曜日、祝日(①10:00〜、②14:00〜)講師:的場久良、和田 学(副館長)参加費無料・事前申し込み不要%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m18!1m12!1m3!1d3235.174325047284!2d136.9552565!3d37.02405040000001!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x5ff717b0452ae563%253A0xdecb8cb012adc6bf!2z44Gu44Go6YeM5bGx6YeM5rW344Of44Ol44O844K444Ki44Og!5e1!3m2!1sja!2sjp!4v1774235224702!5m2!1sja!2sjp%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%20referrerpolicy%3D%22no-referrer-when-downgrade%22%3E%3C%2Fiframe%3E※掲載されている情報は時間の経過ともに変更になる場合がございます。