七尾美術館の貴重な所蔵品と寄託品の数々を"れきはく"で堪能しよう。1995年の開館以来、能登の文化活動の拠点として重要な役割を担ってきた『石川県七尾美術館』。特に七尾出身の桃山時代の絵師・長谷川等伯を重要なテーマとして位置づけ、毎年「長谷川等伯展」を開催してきた。また、毎年秋には世界中から応募される絵本原画コンクールの入選作品を紹介する「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」を開催。さらに、浮世絵や地域に守り伝えられてきた文化財に関する展示や県内最大規模の公募展「現代美術展 七尾展」など、開館から約30年間に様々なジャンルの展覧会を行ってきた。しかし、先の令和6年能登半島地震により建物や設備が被災。現在も臨時休館を余儀なくされている。そこで、今回は「七尾美術館 in れきはく」と題し、金沢市の『石川県立歴史博物館』にて特別展を開催することに。展示構成は3章に分かれており、1章は「伝えゆく池田コレクションの逸品たち」として、七尾市に多くの作品を寄贈し、美術館の礎を築いた実業家・池田文夫氏のコレクションを展示。2章では「長谷川等伯と能登の文化」と題し、等伯が若かりし頃に描いた仏画を中心に展示する。3章「能登ゆかりの現代作家たち」では、七尾美術館所蔵の現代作品のうち、能登出身・在住の作家や、能登の風景をテーマにした作品をピックアップ。七尾美術館が地域との関わりの中で大切に守り伝えてきた貴重な作品の数々が、金沢で一堂に展示されるのは本展示会が初。より多くの人が七尾美術館の作品の魅力に目にし、能登の豊かな歴史・文化を再確認する貴重な機会となりそうだ。■左:「沈金彫水引草飾箱『古城尓而』」山岸一男(1954~)平成21年(2009)石川県七尾美術館蔵■中央:「織部鮑形向附」桃山時代(17世紀)石川県七尾美術館蔵(池田コレクション)■右:ワークショップ「絵本をつくろう!」10月26日(土)13:30~15:30/10月22日(火)申込締切※詳細はこちら期間/2024年10月19日(土)〜11月17日(日)時間/9:00〜17:00 ※展示室への入室は16:30まで休日/なしチケット/一般:800(640)円 大学生・専門学校生:640(510)円※高校生以下無料※()内は20名以上の団体料金 65歳以上の方は団体料金※障害者手帳または「ミライロID」ご提示の方および付添1名は無料 ※常設展もあわせてご覧いただけます ※加賀本多博物館は別途、観覧料が必要です電子チケット一般:800円 大学生・専門学校生:640円※65歳以上の方をはじめとする各種割引料金の適用を受けられる方は、電子チケットをご利用いただけません。ご来館当日窓口にてご購入ください。※日時指定券ではございませんので、入館枠の確保はできません。場所/石川県立歴史博物館(石川県金沢市出羽町3-1)詳細はこちら/「七尾美術館 in れきはく」のサイトへ問い合わせ先/石川県立歴史博物館TEL/076-262-3236%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m14!1m8!1m3!1d12819.260643234615!2d136.6628441!3d36.5585695!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x5ff83387b7d15443%253A0x5d9b309201d47c6!2z55-z5bed55yM56uL5q205Y-y5Y2a54mp6aSo!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1730099523936!5m2!1sja!2sjp%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%20referrerpolicy%3D%22no-referrer-when-downgrade%22%3E%3C%2Fiframe%3E