能登半島の夏の幕開けを告げる「あばれ祭」などで著名な酒垂神社は、平安時代初期に建立され、能登町宇出津に鎮座しています。漂着神の伝説で有名であり、夏の風物詩である「あばれ祭」を白山神社と共に率いることで知られています。2024年1月1日、初詣の最中に令和6年の能登半島地震により、鳥居などの石造物が崩壊し、樹齢200年を超える御神木が土砂崩れで倒れるなど、甚大な被害を被りました。これまで能登町の人々の心の支えとなってきた神社の再建と地域の復興を目指し、クラウドファンディングが開始されました。復興祈願絵馬や御神木のソーダなど、役割を果たした御神木を使用した返礼品が提供されます。能登で生活する人々の心の支えとして、安心して参拝できる環境が一日でも早く実現するために、皆様のご支援をお願い申し上げます。▪️プロジェクトの詳細はこちら※記事は2024年4月30日作(Information)酒垂神社〒927-0433 石川県鳳珠郡能登町字宇出津ウ141酒垂神社は、平安時代のはじめ(833年~850年)に創建されました。その昔、神様がアイの風が吹くままに酒樽に乗ってやって来たと言い伝えられ、酒樽が神社名の由来にもなっています。神社から見下ろす町並みの風景に遠島山と宇出津湾、また海を越えて越後の、雪を冠した三嶺を遥かに望むことができます。