石川県立歴史博物館では、『いま見たい、能登の文化財』を共通テーマとして「輪島・住吉神社ゆかりの宝物」と「県指定文化財 須須神社文書を読む」という2つの展示を開催中。こちらの展示は、能登半島の文化遺産を通じて地域の魅力を再発見し、復興への力を呼び覚ますことを目的としています。「輪島・住吉神社ゆかりの宝物」では、住吉神社に伝わった仮面や懸仏（かけぼとけ）、仏像といった貴重な文化財を紹介。特に、室町時代の「鼻高面」や室町～江戸時代の「大黒天像 頭部」など、住吉神社の歴史を今に伝える貴重な彫刻作品が展示され、過去の災難に耐えて引き継がれてきた宝物の数々を観覧することができます。また、「県指定文化財 須須神社文書を読む」では、能登半島北東端に鎮座する須須神社の歴史資料を展示。平安時代から江戸時代に至る貴重な古文書群は、能登の豊かな歴史を語るうえで欠かせない資料となっています。中でも、1175年に発布された「能登国司庁宣」や1586年の「前田利家寄進状案」は、神社の歴史や地域社会への影響を深く読み解く鍵となっています。石川県立歴史博物館の学芸員の方も「本展が、能登の歴史・文化に対する理解を深め、能登へ心を寄せる機会となれば幸いです。」と語られています。この機会にぜひ足を運んでみてください。■令和6年度テーマ展「輪島・住吉神社ゆかりの宝物／県指定文化財 須須神社文書を読む」会場／石川県立歴史博物館 特別展示室・企画展示室住所／石川県金沢市出羽町3-1 会期／2025年1月4日(土)～2月16日(日)※会期中無休 時間／9:00～17:00（入場は16:30まで）観覧料／常設展チケット（一般：300円、大学生：240円、高校生以下無料） 問い合わせ先／076-262-3236（石川県立歴史博物館） 公式サイトはコチラ%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m18!1m12!1m3!1d3204.8151619568926!2d136.66026917582735!3d36.55856947231689!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x5ff83387b7d15443%253A0x5d9b309201d47c6!2z55-z5bed55yM56uL5q205Y-y5Y2a54mp6aSo!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1736403056028!5m2!1sja!2sjp%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%20referrerpolicy%3D%22no-referrer-when-downgrade%22%3E%3C%2Fiframe%3E