2024年に発生した地震からの復興が進む能登半島では、地域の伝統文化が再び息を吹き返しつつあります。2025年には、多くの人々の想いと努力によって、長く愛されてきた祭りの数々が各地で開催される予定です。これらの祭りは、地域に根付いた文化と能登の人々の誇りを象徴する存在でもあります。この記事では、復活を遂げる伝統祭りの中から特に注目したい4つを厳選し、それぞれの魅力や背景をご紹介します。能登ならではの歴史と文化に触れる旅へ、ぜひ出かけてみませんか。■あばれ祭(鳳珠郡能登町)神をもてなす大小あわせて約40基のキリコが街中を練り歩く。能登町宇出津で毎年7月第1金・土曜に開催される「あばれ祭」。巨大な奉灯キリコが乱舞し、2基の神輿を、川や松明の火の中へ投げ込む勇壮さが最大の見どころです。疫病退散や豊漁豊作を祈願。その名の通り荒々しい神事は圧巻で、能登半島地震からの復興への願いも込められています。約350年の歴史を持ち、石川県の無形民俗文化財に指定されており、能登のキリコ祭りの先陣を切る祭りとして知られています。■information開催日/2025年7月4日(金)~7月5日(土)開催場所/宇出津問い合わせ/能登町ふるさと振興課TEL/0768-62-8526※臨時駐車場がないため、公共交通機関をご利用ください。シャトルバスの運行もございません。詳細はこちら%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m14!1m8!1m3!1d6347.059623574125!2d137.150545!3d37.306276!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x5ff6cf28c397a393%253A0x946b0154f05bc81a!2z5a6H5Ye65rSl5rivIOOBhOOChOOBleOBi-W6g-WgtA!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1750138799417!5m2!1sja!2sjp%22%20width%3D%22800%22%20height%3D%22300%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%20referrerpolicy%3D%22no-referrer-when-downgrade%22%3E%3C%2Fiframe%3E■長谷部まつり(鳳珠郡穴水町)平家物語にも名を挙げられる穴水城主として名を馳せた長谷部信連公「長谷部まつり」は、鎌倉時代の武将・長谷部信連公を偲ぶ祭りで、毎年7月に石川県穴水町で開催されています。2025年は震災の影響を受けながらも、イベントの形態を変え実施します。さらに武者行列を2年ぶりに再開。特別ゲストとして林家三平さん、たま平さん、まる子さんが行列に参加し町を盛り上げます。夜には震災による犠牲者を追悼し、また復興を祈願したランタンの打ち上げを行います。■information開催日/2025年7月19日(土)開催場所/穴水町商店街通り、のと鉄道穴水駅周辺問い合わせ/長谷部まつり実行委員会事務局(穴水町観光交流課内)TEL/0768-52-3790詳細はこちら%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m14!1m12!1m3!1d3176.823842963298!2d136.90365837566605!3d37.22815652212814!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1750645194255!5m2!1sja!2sjp%22%20width%3D%22800%22%20height%3D%22300%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%20referrerpolicy%3D%22no-referrer-when-downgrade%22%3E%3C%2Fiframe%3E■飯田燈籠山祭り(珠洲市飯田町)奥能登珠洲飯田のお祭り、高さ16メートルにもなる豪華絢爛な山車「燈籠山」毎年7月20日と21日に奥能登石川県珠洲市飯田町で開催される祭り「飯田燈籠山祭り」。伝統的な祭りで、高さ約16メートル、重さ約5トンの燈籠山と呼ばれる山車が町中を巡行し、総漆塗りの8基の山車や独特の木遣り唄「キャーラゲ」が祭りの雰囲気を盛り上げます。この祭りは、江戸時代の寛永年間初期(1625年ごろ)に始まり、春日神社の神事「おすずみ祭り」としても知られています。なお、今年は令和6年能登半島地震の影響で一部内容を変更して開催予定です。■information開催日/2025年7月20日(日)~7月21日(月·祝)開催場所/珠洲市飯田町問い合わせ/飯田町燈籠山祭り保存会TEL/0768-82-7890※臨時駐車場がないため、公共交通機関をご利用ください。詳細はこちら%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m14!1m8!1m3!1d792.0094795256691!2d137.261448!3d37.436209!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x5ff6b4e0d5b415a7%253A0xaeff12782a7c60e9!2z6aOv55Sw44KP44GP44KP44GP5bqD5aC0!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1750739539064!5m2!1sja!2sjp%22%20width%3D%22800%22%20height%3D%22300%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%20referrerpolicy%3D%22no-referrer-when-downgrade%22%3E%3C%2Fiframe%3E■能登島向田の火祭(能登島向田町)伊夜比咩神社の夏祭りとして行われる火祭り7月の最終土曜日に行われる島をあげてのお祭り、「向田の火祭」は、石川県指定無形民俗文化財にも指定されています。約30メートルの松明(たいまつ)の大きさから日本三大火祭りの1つと数えられています。伊夜比咩神社から神輿や奉燈を担ぎ出し、広場に設置された巨大な柱松明の周りを練り歩きます。その後、参加者がそれぞれ手に持った柱松明を振りながら周回し、熱気が最高潮に達したところ、号令で大柱松明に点火。大柱松明が空高く火柱となって天に昇り、倒れた方向によって豊漁、豊作が占われます。また、柱松明の先につけられている御幣を取ったものは延命息災が叶うと言われています。■information開催日/2025年7月26日(土)開催場所/能登島向田町 崎山広場問い合わせ/能登島観光協会TEL/0767-84-1113詳細はこちら※当日の駐車情報は公式サイトをご確認ください。%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m10!1m8!1m3!1d3180.832014293185!2d137.00032041949615!3d37.13291138946453!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1750739076768!5m2!1sja!2sjp%22%20width%3D%22800%22%20height%3D%22300%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%20referrerpolicy%3D%22no-referrer-when-downgrade%22%3E%3C%2Fiframe%3E※震災の影響により、お祭りの内容や周辺状況が変更になってる場合がございます。ご来場の際は正式公式サイト等を事前にご確認ください。※掲載されている情報は、時間の経過により実際と異なる場合があります。