30周年記念特別展で待望の再開。能登が生んだ巨匠・長谷川等伯の代表作を一堂に。日本美術史に燦然と名を残す水墨画の巨匠、長谷川等伯(1539–1610)。その生誕地・七尾で開館30周年を迎える『石川県七尾美術館』にて、記念特別展「長谷川等伯展~帰ってきた国宝・松林図屏風~」が開催されます。この展覧会では、東京国立博物館所蔵の国宝「松林図屏風」を20年ぶりに七尾にて展示。「松林図屏風」は、かすむ松林を墨の濃淡で表現した長谷川等伯の最高傑作で、静謐で幻想的な世界は、日本美術史上屈指の表現として高く評価されています。そのほか、先の震災で被災寺院から救出された能登時代の作品など、仏画・肖像画・水墨画など19点を公開。信春時代の仏画と「松林図屏風」を中心に上洛してからの水墨画の変遷をたどる内容となるそうです。また、会期中には小説『等伯』を執筆した直木賞作家・安部龍太郎氏、東京国立博物館 学芸企画部長・松嶋雅人氏らパネリストを招いての「スペシャル座談会」(聴講無料)を開催。石川県七尾美術館は、令和6年能登半島地震の影響を受け、長らく臨時休館となっていました。本展覧会は、再開後初となる記念すべき展覧会。ぜひ多くの方に、等伯の地元である能登・七尾の地へ足を運んでいただきたいと思います。■Information長谷川等伯展 ~帰ってきた国宝・松林図屏風~会期/2025年9月20日(土)~10月16日(木)会場/石川県七尾美術館(石川県七尾市小丸山台1-1)開館時間/9:00〜17:00(入館は16:30まで)休館日/9月30日(火)、10月7日(火)、10月14日(火)観覧料/一般:1,000円、大学生:350円、高校生以下:無料主催/石川県七尾美術館公式サイト:https://nanao-art-museum.jp/2025tohakurotntpfs%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m18!1m12!1m3!1d3184.5384906042627!2d136.95355720000003!3d37.0446489!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x5ff73da25a81aeb9%253A0x602adfbc5badcdb6!2z55-z5bed55yM5LiD5bC-576O6KGT6aSo!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1756345486156!5m2!1sja!2sjp%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%20referrerpolicy%3D%22no-referrer-when-downgrade%22%3E%3C%2Fiframe%3E