写真提供:能登島観光協会こんな時だからこそ、開催を。能登半島地震復興祈願。石川県指定無形民俗文化財でもある「向田の火祭」。令和6年能登半島地震の影響で能登島内では、全壊半壊の家屋も多く「こんな時に祭りなど」と言う意見も多くあったそう。しかし「こんな時だからこそ開催すべき」という意見もあり、1日でも早く復旧復興できるようにとの願いを込めて、今年は開催する運びになったという。「日本三大火祭」のひとつにも数えられている「向田の火祭」は、能登島向田町に鎮座する伊夜比咩神社の夏祭り。約30メートルにもなる巨大な柱松明はこの祭りのシンボルだ。地元の住民から観光客まで男女問わず手松明を振りながら、柱松明の周りを歩き、合図と共に一斉に手松明を投げつけ点火。巨大な柱松明が火柱となって燃え盛る様子は圧巻だ。その大松明が燃えつき、倒れた方向によってその年の豊漁、豊作を占うという。島民総出で準備し、次世代への繋いでいく伝統ある祭り。今年は特に思いのこもった時間となりそうだ。期間:2024年7月27日(土)時間:19:30〜 火祭神事 20:00〜 奉燈崎山広場に向け出発、奉燈崎山広場到着、神事 21:00〜21:30 大松明に点火 22:30 神輿、奉燈の帰還場所:向田崎山広場(石川県七尾市能登島向田町 向田崎山広場)公式サイト「能登島向田の火祭」のサイトへ問い合わせ先能登島観光協会TEL/0767-84-1113http://www.notojima.org/