自然豊かな奥能登は、農林水産業や伝統産業が主な産業です。その産業の支えているのが、能登半島北部能登町宇出津に位置する創業明治41年の鍛冶屋『ふくべ鍛冶』。輪島塗職人や海女さんの道具、水産加工業者が使う包丁や貝開け、和ろうそくの燭台などの道具の製造・修理をしています。しかし、1000年に1度とも言われる今回の能登半島地震で、店舗や工場、倉庫などに亀裂や段差が発生し、機械設備が倒れるなどの被害を受けました。被害は1,000万円以上とも推計されます。そんな中でも代表の干場さんは、できるだけ早く地域内外の経済活動を回し、事業再建を目指す姿を見せることが、奥能登の復興につながるのではと考えたそうです。「本当の意味での復興が始まるのはこれから」という強い想いで、いち早くクラウドファンディングをスタートさせています。箱に包丁を入れて送るだけで、専門の包丁職人がスパッとした切れ味にして送り返してくれる「ポチスパ」です。この「ポチスパ」を支援商品としたのは、「家や避難所でじっとしているより、包丁を研いでいた方が前向きになれる。仕事を続けたい。」という職人の声があったからです。「技術さえあれば、復興できる。」「職人の技術やノウハウの活用を止めてはならない!」そんな想いを込めて始まったのが今回の復興支援プロジェクトです。Information1月29日(月)時点では、鳳珠郡能登町の集配業務は休止中です。クラウドファンディングのリターン商品である「ポチスパ」の箱の発送は2024年4月〜を予定しているそうですが、これは郵便も届かない現在、状況が最低限整うことを見越しての計画です。ただ待つよりも、前を向いて動く。そんな気概のこもったプロジェクトの詳細はこちらから。プロジェクトの詳細はこちらマクアケについてはこちら