金沢駅観光案内所にある「能登デスク」は、(一社)能登半島広域観光協会が運営しており、ウェブサイトを通じて能登の魅力を発信しています。広報担当・中山智恵子さんが登場することでおなじみのSNSはフォロワー2万人を超え、能登の震災後も再開した観光地やお店の情報をいち早く届けてくれました。そんな、震災復興へ強い思いを持つ中山さんが案内人となり、能登地域で最大級となる特別な春祭り「青柏祭(せいはくさい)」を巡る日帰りバスツアーが開催されることになりました。現在、こちらのツアーでは参加者を募集しています。 ツアーは金沢駅を出発し、和倉温泉お祭り会館へ向かいます。会館では、「ななお・なかのとDMO」事務局長の遠藤敦さんによる青柏祭と「でか山」についての解説や祭りに欠かせない祭具「ざい」の制作を体験。青柏祭ならではの祭りの精神に触れることができます。 参加者は制作した「ざい」を持参し、青柏祭へ。青柏祭の曳山(ひきやま)行事は国の重要無形民俗文化財に指定されており、「でか山」と呼ばれる巨大な曳山(高さ約12メートル、重さ約20トン)が町を練り歩く様子は圧巻です。昼食には、料亭「番伊」にて特別メニューの「でか山弁当」と、お祝い事に欠かせない伝統的な餅菓子「ながまし」を堪能。青柏祭を見学した後は、能登食祭市場でお買い物の時間もあるので、能登の特産品や工芸品などをお求めいただけます。また、午後から向かう大地主神社では、青柏祭最大の見どころである、でか山の曳き出しや、力を合わせて方向転換させる豪快な「辻廻し(つじまわし)」を見学できます。ツアー参加者が実際にでか山を曳く貴重な体験もできるそう。青柏祭を満喫するアクテビティが満載です。帰路は、日本で唯一、自動車で砂浜を走行できる「千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイ」を通り、金沢へと戻ります。専門家の案内で能登エリアや青柏祭の魅力を深く知ることができ、能登が最も熱気に包まれる祭りに参加できる、この貴重なツアー。定員は最大22名様で、お申し込み締め切りは4月30日(水)です。ご検討中の方は、お早めのお問い合わせをおすすめします。■Information◇旅行企画・実施/丸一観光住所/石川県金沢市無量寺町ホ120TEL/076-266-4401(受付時間:月~金9:00~18:00)集合場所/金沢駅西口団体バス乗降場出発日/2025年5月4日(日)旅行代金/14,500円(1名)◇バスツアーの予約は電話もしくは⇒【申し込みサイト】にて